大正時代 四條畷の土蔵の壁からクルス青銅像
大正時代末期、四条畷南野にある民家の古い土蔵の壁から、銅製の十字架(縦14.5センチ横9.6センチ)が発見されました。(子供が見つけたそうです)弾圧の時代に密かに土蔵の壁に塗り込められたものと推察されています。長年空気に触れないまま土壁の中にあったので、損傷がなくとても綺麗な状態でした。


四條畷市砂に蓮華山妙法寺があります。1617年(元和3年)創建以前はキリシタンの寺院で、キリシタンの中心地であったといわれています。当寺のヤソ会(キリスト教)伝道師が本国に送った通信文の中に、砂・岡山に3500人の信徒があり、教会、十字架が建っていたことなど、当地領主の結城(ゆうき)の名とともに伝えられています。10年に1度ぐらいの割合でキリスト教徒の方が来寺されると妙法寺のホームページにありました。
砂は条里制のしかれたところで一条の中垣内(大東市)からはじまって、このあたりは八条ぐらいになるようです。


四條畷郷土史カルタ -復刻版-
市役所文化財課または田原支所、四條畷市立歴史民俗資料館にて、1セット600円で販売