烏帽子形城の御城印にキリシタン

大東・四條畷以外

烏帽子形城の御城印にキリシタン

烏帽子形城の御城印は2種類ありますが、そのうちの一つ、マリア像や十字架をあしらった“キリシタンの城”と記した特徴のある御城印を紹介します。

平成24年に烏帽子形城は、中世の山城“国の史跡”に指定されました。土塁や多くの横堀が存在し、遺存状態が極めて良い山城跡です。

また、烏帽子形城は多くの文献に登場し、キリシタンとの関連も明確です。ルイス・フロイスの『日本史』の天正9年の項に「その城(烏帽子形城)は、三人の殿によって管理されており、そのうちの二人はキリシタン」、また別の南蛮資料に「周囲に在る多数の村に約三百人のキリシタンがいる」との記述もあります。

河内長野は、キリシタンの町でありました。そしてそれを証するように、市内には数体のマリア像や耶蘇地蔵、クルスの台座、十三仏碑など、キリシタン遺物が残されています。

“キリシタンの城”として遠くローマにも報告されている烏帽子形城を表現した素晴らしい御城印ですね。

河内長野市 観光案内所(南海・河内長野駅前)で販売されています。

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