【のざき散策3名所めぐり】「野崎観音・宝塔神社・堂山古墳」
(ノルディック講習&観光案内)
①相場の神様・金運アップ・宝くじ当選祈願「宝塔神社」・とめやん石碑
②眼下に大阪市内230度ビューの絶景「堂山古墳」
③5月の野崎まいりで知られる縁結び「野崎観音さん」
を巡るコース
所要時間:約3時間
現地インストラクターによる観光ガイド案内
ストレッチ体操・ポールの持ち方・ウォーキングレッスン・散策
お一人3,000円 (5名~15名まで)
4名以下の場合は、一律に15,000円
15名を超える場合は要相談(インストラクター追加)
ポールレンタル料金1セット500円
お弁当(1080円)をご用意できます。
ヘルシーでボリュームたっぷり「のざき3名所めぐり」オリジナル弁当
名所①
相場の神様・金運アップ・宝くじ当選祈願「宝塔神社」(※)
知る人ぞ知る隠れたパワースポット!
祠の北方に民話とめやんの石碑があります。
隣の野崎不動尊の滝で身を清めてからご参拝いただきます。
飯盛山地の西方に位置し、宝頭神社とも記されます。
祭神は市杵島姫命(いつくしまひめのみこと)。
野村グループ(・野村證券)の創始者である野村徳七や松井伊助といった
大物相場師たちが密かに参拝したといわれる隠れたパワースポットです。
鏑木繁(かぶらぎ しげる)氏の先物の世界-相場難儀道という本の中でも
“大阪の片町線の野崎村に相場の神様といわれる小さな祠がありまして・・・”
「相場の神様」の話がでてきます。
十月に、御神燈が灯され、祝詞・玉串・御神楽等が行われる宮座の儀式があります。
【 民話とめやんの石碑 】
◆ 民話とめやん
むかしこの付近にいた「とめやん」というタヌキは田畑や鶏小屋を毎日のように荒らし回っていました。怒った村人たちは、ついに罠を仕掛けて、とめやんを捕まえます。
「どうや、とめ公、まいったか。そやけど、どうしてそんな悪さばっかりするねん」村人がたずねると、「そうかて、人間はみんな、わいの悪口ばっかり言うて、ちっともほめてくれへん。腹が立つねん」
「ほな、どう呼べと言うんや」「とめ公、とめ公と呼ばんと、たかはた大明神と言うて、たてまつってくれたらもう悪さはせえへん」
そこで村人たちは相談して。石に『正一位 高吉大明神』と彫って、しめ縄を巻いてまつってあげたんだそうです。「どうや、これでええか」「これでええ」とめやんは、喜んですみかへ帰って行ったそうです。それ以来、とめやんの悪さはピタッと止まったそうです。
【 野崎不動尊の滝 】
名所②
堂山古墳群史跡広場
眼下に大阪市内を一望!230度ビューの景勝地
飯盛山地の西方の尾根、堂山に築造された総数7基からなる古墳群です。
正月元旦の朝、金のにわとりがなく、との伝承地。1号基は5世紀中頃の円墳で、
よろい・かぶとのほか多数の太刀、鉄鏃、短剣など出土。2~7号墳は、6~7世紀の横穴式石室が主体。
勾玉(まがたま)をはじめ、おびただしい副葬品が出土しました。
名所③
野崎観音(慈眼寺)
野崎といえば「野崎の観音さん」縁結び・子授け・安産・野崎まいり!
「野崎観音さん」と親しまれてきた曹洞宗慈眼寺は飯盛山の山麓にあります。ご本尊は行基が彫ったと言われる十一面観世音菩薩。永禄8年(1565)の三好・松永の兵により寺は全焼し、本尊の観音像だけが残りました。元和2年(1616)青厳和尚が寺を復興、元禄宝永ごろ(1688~1710)、「野崎まいり」が盛んになると共に、お寺も繁栄。「野崎まいり」とは、先祖や親類縁者・動植物、全てに感謝する伝統行事「無縁経法要」に参拝することで、舟で行く人と陸で行く人とで罵り合って競り勝てば一年の幸を得られた(振売喧嘩)という俗信があり、たいへん賑わっていたことが、近松門左衛門の「女殺油地獄」や、近松半二の「新版歌祭文」、落語の「のざきまいり」、東海林太郎の「野崎小唄」、お染久松の恋物語などに描かれています。現在も、毎年5月1~8日の期間中には、JR学研都市線野崎駅前より野崎観音までの参道には300軒ほどの露店が建ち並び20万人を越える人出で賑わいます。