「大東市をぐっと盛り上げるTV」開局記念!ロングインタビュー「ミスター大東」中村崇明さん 

「大東市をぐっと盛り上げるTV」開局記念!ロングインタビュー

「大東市をぐっと盛り上げるTV」第1回ゲストにお迎えした「ミスター大東」こと中村さんは、長年にわたり様々なまちの課題に取り組んで来られました。開局記念ということで今までの地域活動のあれこれ、疑問を思い切ってぶつけさせて頂きました。番組ではお伝えしきれなかったとても濃い内容となっています。

ご協力をいただいた、中村さんへの感謝でいっぱいです。


中原が会いたい人、紹介したい人をお招きする
ゲストコーナー

中村 崇明さん (Daito Time 編集長 株式会社まちんぐ代表取締役)

大東タイム編集長、株式会社まちんぐ代表取締役の中村崇明さんです。(以前の事業名の)パソコン教室、修理の「カット&ペースト」の中村さんとして御存知の方も多いですよね。

大東市のフリーペーパー「Daito Time 」中原の自宅から持ってきましたよ~。記念の創刊号もあります!創刊されたのが確か4年前ですよね。私もずっと読ませていただいてます。


質問)メディアといえば、中村さんの地域活動の始まりは、約20年前の大東FM夢づくりコミュニティですよね。それはどういうお気持ちからですか?

20年前に地元に情報メディアがほとんどなく、不利益を受ける住民、商店を目の当たりにしました。地域の情報リテラシーを上げることが、地元の生活の質を上げる基礎になると考えました。

最初にメディアの中から、タウン誌かラジオ局のどちらかを候補に挙げました。当時安価で出きるネットプリントはなく膨大なコストが掛かったため、ノウハウの蓄積で数年必要であることを想定して比較的安価で小規模で始められるミニFMラジオ局を開設することにしました。

それでも私の私財で500万ほどかかりましたが。内にこもりがちなラジオ放送を街に開いていくためにNPO法人にしました。たしか大東市で最初のNPOだったと思います。


質問)「情報」への熱意で始められた大東FMを、去られた経緯を教えていただくことはできますか?私をふくめ知らない方や疑問に思っていらっしゃる方もいるとおもうので。

私自身は当初のコンセプトどおり、大東の街の情報リテラシーを上げることを目指していましたが、5年目の冬前に内臓の大病を患ってしまいました。1年に3度手術&入院するほどで、体調が戻るのに4年ほどかかることになります。

心身ともに限界だったので、NPOの主要なメンバーに集まっていただき、これからどうするか皆さんの意見を聞きました。その時に、私の後を引き就いていただく方や、3代目理事長もいました。


個人的には心身ともに関わることができないのでNPOを解散しても仕方がないと考えていましたが、主要なメンバーは全員一致で次期理事長をサポートしながらNPOを続けていくことを決めたので、解散せず私は理事長を退任して入院しました。

その後2年くらいは日常生活にもかなり大変だったのでNPOのことは気掛かりでしたが療養に専念せざるを得ませんでした。退任した前責任者がいると新理事長が運営しづらいだろうと思ったことも有ります。そのあとのNPOのことは正式な情報を聞く機会はなかったので、現在も含めてどのように推移しているかわかりません。

番組打ち合わせコワーキングスペースcowa’s(コワーズ)にて

質問)Daito Time 出版の経緯を教えていただけますか?

大病が快復するころ、近所の名物コロッケ「ぱたた」から街の詳しいことを知っている人をと聞いて、JunDesignRoomの土山さんが私の事務所を訪ねてきました。

土山さんが大東の街でしたいことと、私が15年近く前に思い描いていたことが重なったので、人が主役のフリータウン誌を創りましょうと話して30分ほどで決まりました。

土山さんが制作と取材、私が営業と制作のプロデューサー的なことをする役割分担になりました。女性がカバンに入れやすいようB5サイズで8ページ1万部、創刊号は2013年7月号に決まりました。名前は「DAITOTIME」。有名誌「TIME」のリスペクトです。


創刊前に創刊準備号として京阪百貨店催事コーナーで大東市内の飲食店が1週間コラボ出店した「だいとうmonマルシェ」をPRする見開きのパンフレットを作成しました。この「だいとうmonマルシェ」が後の「大東の魅力発見展」に繋がっていきます。

当然ながら形が何もない「DAITOTIME」に掲載してくださるお店はなかなか見つからなかったところ、前田針灸接骨院さんが「トゥモローランド」を開設させたのに合わせて創刊号の表紙を飾っていただきました。この時は大変有り難かったです。

うえむら畳商店さんや野崎霊園さんも創刊からずっと長い目で見ていただいて継続掲載していただいて感謝しています。それでも一般的に認知されるまでに2年くらいかかり、知名度が上がるについてその後3万部、4万部と部数を伸ばすことができ、大東市の世帯数とほぼ同じ5万部が見えてきました。

質問)その他様々なご活動の中から代表的なものを紹介させていただきますので解説をお願いできますか?

大東の魅力発見展

大東の魅力発見展は先の京阪百貨店催事「だいとうmonマルシェ」での反響がそこそこよかったおかげで大川創業株式会社さんから声をかけていただき、ご厚意で年2回プラザフェスタをお借りすることができるようになり、今回で10回目を迎えることができました。

狭い大東市内でもなかなかお店まで足を運ぶのは難しいなら、「じゃぁ、1か所に集めて一度に見てもらおう」と考えたのが最初のコンセプトです。現在ではお店同士コラボ企画など新しい展開も生まれてきています。私のプロデュースは先日の10回目で一区切りに致します。

大東のマップづくり


ハイキングマップは6年前にインバウンドを目的として、普段の街なかをウォーキングしながら楽しんでもらおうと考えた企画です。「何も魅力がない大東市」と言う大東市民にも、桜並木や昔情緒、飯盛山の自然など普段からある魅力を再発見してほしいと願って企画しました。

ハイキングマップPDFダウンロード

大東の昔写真集

大東の昔の写真集は、日々失われていく昔の記録を次の世代に伝えていく重要性を感じ、歴史好きでもあったので個人のライフワークからスタートしました。


より多くの写真を集めるために住道本通り商店街の空き店舗シャッターで写真展を始めると、高齢者から大きな反響があり手ごたえを感じ、さらに写真を集めるためには手元に残るものが必要と考えて写真集の制作に着手しました。

初版は無料だったせいか500部があっという間に品切れ。手に取られた方から昔のことを思い出されて嬉しいと感謝され、ライフワークが役に立ったことが嬉しかったです。

その後、老人ホームの職員さんが認知症の方に写真集を見せたら目を輝かせて発語するようになったり、孫とのコミュニケーション手段に役立ったと反響があったのは想定外でした。

質問)今年も近づいてきましたね。発起人でいらっしゃる「大東キャンドルナイト」ですが、どういう特徴のイベントなのでしょうか?

キャンドルナイトのコンセプト
1.関わる人が全員主役になれる(重要!)
1.子どもたち 一番の主役(感謝のメッセージカップ)
2.大人&来場者 様々な感謝の形を知ってっほっこり。カップルも
3.障害者作業所 1万個以上の電池交換を委託
4.企業 大東市の地図で企業の場所、商品を紹介
5.実行委員会 こどもたちの笑顔を見てうれしい・楽しい

2.予算が何円でも開催できるモデル(重要!)
1.協賛金と寄付、自主収益事業の3本柱(税金に頼らない)
2.少なくても創意工夫(みんな経営者だもの)
3.予算額で規模を増減できる柔軟さ(身の丈にあったもの)

3.行政と民間のほどよい役割分担(重要!)
1.お互いの得て不得手を理解して、それぞれの得意分野で棲み分け

キャンドルナイトのコンセプトは、先進地域では当たり前に通じるところでありながら、大東市で認知されるか問われていると思っています。そして、すでに流行から文化になる入り口に差し掛かっていると感じています。キャンドルナイト実行委員会メンバーはすでにマインドを持っておられるので仮に私が音頭を取らなくてもこれから5年は続けられる組織になったと見ています。

質問)駅前デッキで開催される「大東スマイルミネーション」についてはどう思われていますか?


大東スマイルミネーションにもミッションがあるのでイデオロギーの違いを指摘するつもりは全くないです。知りたいのは、「大東スマイルミネーションはいつまで開催するのか?」を実行委員会全員が一致して答えられるか、ということ。イデオロギー論争ではなく、KPIを評価しあう関係性が理想かな?

質問)まちの課題に取り組んでこられて苦労も多かったのでは?

苦労は、と問われると9割以上は嫌事ややっかみだらけで嫌になることも多いけれど、寝たらだいたいスッキリする性格と残り1割弱の誰かの役に立てたという楽しみでそれほど苦に感じていません。

ただ、同時に近すぎて評価されない≒やりがいがないことが増えている、市外から評価していただくことが増えてきていますので活動の場が変わる可能性が出てきました。

まさに「炭鉱のカナリア」的なポジションがいなくなったら誰が次のカナリアになるのか(ならないのか)興味は半分です。

質問)その他、私たち、皆さんにメッセージを・・。

今までの街づくり活動の体制をほぼ移行し終わったので、キャンドルナイトを除き、来年からは先に挙げたように私の活動の場は全く変わると思います。

「街の課題は?」と聞かれると沢山ありすぎるけれど、私見として本質は「過去と現実の乖離に気が付いていない」ことではないかと思います。日本の経済(自分の身の回りも)は今、人口減少、IT&AI化が進む下りのエスカレーター上に(自分も含めて)います。自然に上がっていく成長時代は終わったのです。今大切なのは情報リテラシー力をつけることだと思います。危険を察知する力をつければ、身の危険を避けることができますから。

 

インタビューを終えて

私自身、情報を扱い、地域活動をする者として大変貴重なご意見をいただく機会となりました。これからの時代に必要な活動として、活動の理念のもと、今後もさらに熱い情熱で取り組んでまいります。<感謝>

 


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番組ブログ「大東市ぐっと盛り上げるTVがスタート(第1回)

第1回放送 11月16日(木曜)20:00~20:30
アクティブ・スクェア・大東より生配信

動画

アベバTV Fresh!コメント付き
https://freshlive.tv/nozaki/168017

 

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